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ガイド · 更新 2026年8月

iPhoneひとつで街の猫を上手に撮る方法

あなたの街でいちばんの猫カメラマンは、たぶんポケットにスマホを入れているあなた自身です。街の猫はポーズをとってくれませんし、本格的なカメラを取り出して設定をいじっている間も待ってくれません。速くて静かなiPhoneが、ここではいちばん強いのです。残したくなる1枚とブレたグレーの影を分けるのは、機材ではありません。猫への近づき方、光の読み方、そして猫がくれる1秒への備えです。

猫にストレスをかけずに、本当に残したくなる写真を持ち帰る方法を紹介します。

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まずは、猫を逃がさないこと

撮り逃した猫写真の多くは、シャッターではなく近づき方の段階で失われています。きれいなお店の看板猫を見つけると、つい急いで駆け寄ってスマホを顔の前に構えたくなります。でも猫にとってそれは、大きな捕食者が突進してくる姿。だから、いなくなるのです。

すべての動きを、ゆっくりにしましょう。

  • しゃがんで、体を少し斜めに。低く横向きの姿勢なら、上からのしかかるように立つより小さく、怖くない存在に見えます。
  • じっと見つめない。猫はまっすぐな凝視を挑発と受け取ります。目の力を抜くか、ゆっくりまばたきして少し視線を外しましょう。「敵意はないよ」のサインになります。
  • 小さな声で話しかける。静かで落ち着いた声は、沈黙よりも猫を安心させます。あなたの居場所を猫が把握できるので、驚かせずにすみます。
  • 距離は猫に詰めさせる。じっとしていれば、好奇心のある猫はたいてい向こうから歩いてきます。追いかけて撮るどんな1枚よりも、ずっといい、落ち着いた写真になります。

耳と体をよく見ましょう。耳が後ろに倒れる、低くかがむ、しっぽをパタパタさせる、急に後ずさる。どれも「離れて」の合図です。体の力が抜けている、しっぽが立っている、毛づくろいを続けている。そんな猫なら、そのまま撮り続けて大丈夫です。

撮る前に光を読む

いい猫写真とのっぺりした猫写真をいちばん分けるのは光です。そして街の猫は、最高の光の中で暮らしています。

フラッシュは完全にオフに。猫を驚かせて逃げられるうえ、毛のやわらかな質感まで飛ばしてしまいます。オフにして、そのままにしておきましょう。

やわらかい低い光を狙う。早朝と日没前の1時間は、猫を包み込んで毛並みの質感を引き出す、暖かくやさしい光をくれます。真昼の強い日差しは影が硬くなり、猫も目を細めてしまいます。日中なら、戸口やひさしの下、駐車中の車の日陰側など、光が均一な明るい日陰を探しましょう。

光は自分の後ろか横に。順光は毛と目をきれいに見せ、サイド光は立体感を足してくれます。逆光は猫の毛が光で縁取られてきれいですが、猫をタップして露出を合わせないと、猫がシルエットになってしまいます。

猫が猫らしく写るアングル

ペット写真をいちばん手軽に良くする方法は、動物と同じ目線まで下がることです。立ったまま見下ろして撮るから、猫が小さく遠く写ってしまうのです。しゃがむ、ひざをつく、スマホを地面に置く。レンズが猫の目の高さに来たとたん、歩道の上のかたまりだった猫が、存在感のある主人公に変わります。

ほかにも、確実に効くコツをいくつか。

  • ピントはいつも目に。画面で猫の目をタップしてピントと露出を固定しましょう。目さえシャープなら、ほかが多少やわらかくても写真は成立します。
  • フレームは大きく使いつつ、視線の先に余白を。カメラのグリッドをオンにして猫を中央から少し外し、顔が向いている方向に少し空間を残しましょう。
  • キャッチライトを入れる。猫の目に映る小さな光は、窓や戸口、開けた空のほうを向かせると入ります。目が生き生きして見えます。
  • デジタルズームに頼らず1倍か2倍で。ズームしすぎると毛がつぶれてしまいます。寄れないときは少し広めに撮って、あとでトリミングしましょう。

猫がくれる1秒でシャッターを切る

街の猫はポーズをとってくれません。くれるのは一瞬だけ。あとは、カメラの準備ができているかどうかです。

  • 近づく前にカメラを起動しておく。立ち上げたままにしておけば、その瞬間が来てもラグがありません。
  • バーストを使う。シャッターを長押し(新しめのiPhoneなら左にスライド)して連写し、目と耳がそろったコマを選びましょう。じっとしてくれない猫には、これがいちばん効きます。
  • 撮る直前に小さな音を。小さなキスの音や「チッチッチッ」で、1、2秒だけ耳がぴんと立って目線がもらえることが多いです。あわてないように、ピントは先に合わせておきましょう。
  • 露出はスワイプでさっと直す。タップでピントを合わせたあと、上下に少しスワイプすると明るさを調整できます。日陰の黒っぽい猫は、たいてい少し明るくするとちょうどよくなります。

撮れたら、あとは猫をそっとしておきましょう。写真はもう手に入りました。別のアングルを求めて追いかけると、ご近所の猫たちに「スマホは危ない」と教えることになるだけです。

やさしく撮る

あなたが帰ったあとも、その場所で暮らすのは猫たちです。だから、これだけはひとこと。

知らない猫を追いかける、追い詰める、つかむ、餌をあげる。どれもなしです。子猫や食事中の猫には、とくに広く距離をとりましょう。近くで見守っている母猫は、その注目を喜びません。耳の先が平らにカットされた猫は、TNR(捕獲して不妊手術をして元の場所に戻す)活動で手術済みのしるし。迷子ではなく、地域で知られた猫です。撮影したら、そっとその場を離れましょう。本当に具合が悪そうな猫、けがをしている猫、危険な状況にいる猫には、自分で手を出さず、近くの動物保護団体に連絡するのがやさしさです。

撮った写真に居場所を

うまく撮れるようになると、静かな問題がやってきます。すてきな猫写真が何百枚もたまっているのに、どれが花屋のサビ猫でどれが駅前のトラ猫だったか、もうわからない。カメラロールに積もって、全部が混ざっていくのです。

Cat Collectorは、まさにこの山のためのアプリです。本物の猫を撮影して、写真に本物の猫が写っているとアプリが確認すると、その猫は出会った場所を覚えていて発見者としてあなたの名前が入る、手描きのダイカットカードとしてコレクションに加わります。AIの猫ではなく本物の猫だけ。無料のiPhoneアプリで、登録も不要です。あなたの最高の街猫ポートレートが、写真番号3,412ではなく、手元に残して友だちに送れる1枚のカードになります。

あの山をまるごと片づける方法は、出会ったご近所の猫を全部記録するガイドにまとめてあります。コレクションが育ってきたら、出会った猫をiMessageのステッカーにして、キーボードから直接送ることもできます。

さあ、撮りに行きましょう。どこまで近づいていいかは、猫に決めさせてあげてください。

出典・参考リンク

よくある質問

街の猫を撮るとき、どこまで近づいていいですか?

距離は猫に決めさせましょう。1メートルほど手前でしゃがんで、猫が来たければ来るのを待つ人が多いです。猫が固まる、耳を伏せる、後ずさりするなら近すぎます。歩いて寄るのは猫が平気な範囲までにして、あとは撮ったあとに軽くトリミングすれば十分です。

猫の撮影にフラッシュを使ってもいいですか?

いいえ。フラッシュはほとんどの猫を驚かせて、たいてい逃げられます。せっかくの毛の質感も飛んでしまいます。フラッシュはオフにして、自然光で撮りましょう。暗いときは、いい瞬間を待つか、しっかり構えてナイトモードを使ってください。

どうすれば街の猫がカメラを見てくれますか?

シャッターを切る直前に、小さくキスの音や「チッチッチッ」のような音を立ててみてください。猫は1、2秒だけ音のほうをちらっと見ることが多いです。先に目にピントを固定しておいて、こちらを見た瞬間に撮れるようにしておきましょう。

野良猫に近づいて写真を撮っても大丈夫ですか?

ほどよい距離を保って、知らない猫を追いかけたり、追い詰めたり、抱き上げたりしないでください。耳先がカットされた猫は、ほぼ間違いなく不妊手術済みで、地域の世話人に見守られている猫なので、撮影したらそっとその場を離れましょう。具合が悪そうな猫やけがをした猫は、自分で触らずに近くの動物保護団体に連絡してください。

街の猫を撮るのにいちばんいいiPhoneのカメラ設定は?

シンプルでかまいません。画面で猫の目をタップしてピントと露出を合わせ、明るすぎたら少し下にスワイプします。デジタルズームを効かせすぎるより1倍か2倍で撮って、グリッドをオンにして猫を中央から少し外して配置しましょう。じっとしてくれない猫にはバーストモードが役立ちます。

撮りためた街猫の写真を、カメラロールの肥やし以上のものにできますか?

できます。出会った猫のために作られたアプリなら、写真に居場所ができます。たとえばCat Collectorは、撮影した本物の猫を1匹ずつ、出会った場所と発見者としてのあなたの名前が入ったコレクション用トレーディングカードにしてくれるので、あの1枚が、あとからちゃんと見つけられる宝物になります。

App Storeで無料配信中。さあ、あの1枚を撮りに。

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